さてさて、オープン外構とクローズ外構のピックアップの次は、近年では主流となっているセミクローズ外構をいよいよピックアップして参りましょう。
セミクローズ外構に関しても「人から見える所を重視し、見えないところはリーズナブルに」という基本的な概念はオープン外構やクローズ外構と変わりありません。 |
こちらのエクステリアは、エントランスのフェンスを添え建てる程度にして、限られた敷地の中で開放的な空間を駐車スペースとして割くあたりに、オープン寄りで考えられたセミクローズ外構です。 しかも道路と私有地の境界にフェンスを造るのではなく、フェンス前に南国風の植栽をしている演出が実に心憎い。 セミクローズタイプのエクステリアとしては模範的なスタイルになっております。 |
こちらのエクステリアは、道路と私有地の境界から大きく後方に下げてフェンスが囲われていることでエントランスにゆったりとした空間を造ったクローズ寄りのセミクローズ外構ですね。 エントランス前にアプローチとしてコンクリートの平板を貼って、尚且つ2台も自宅前で駐車可能なスペースなどでオープンの良さである開放感を作り、侵入を防ぐための遮断はしっかりされており、オープンとクローズの融合的なスタイルではなく役割が分担されたセミクローズといえます。 |
こちらのエクステリアは、建物正面のフェンスを意図的に取り外してガーデニングスペースがフェンスとして代用されており、オープンとクローズのバランスが実に均整がなされておりますね。 |
【セミクローズ外構のエクステリア計画の中でチェックすべきポイント】 CHECK.1 機能性とデザイン性 セミクローズ外構の注意すべき点は、どれだけ最少の空間内に的確な遮蔽物を置くことが出来るかです! これによって開放感や駐車スペース、植栽スペースなど敷地内の機能性が異なってまいります。 CHECK.2 防犯対策 クローズと違って開放的空間を造っている以上、敷地内の侵入を許してしまいますので、オープン外構同様にフェンスの高さなど考えた計画が必要です。 CHECK.3 明確な境界 こちらもオープン外構と同様ですね。 セミクローズ外構の中には、エントランスに開放感を生む出すために境界にフェンスを置くのでなく、建物側に引き下げる施工計画もあります。 道路と私有地の敷地内の境界を線引きする必要があるでしょう。
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貴方のエクステリアにこんなアイテム如何でしょうか?(セミクローズ外構編)
セミクローズ外構をお考えの皆様や既に施工を行っている皆様。 敷地内の侵入を防ぐ上で、私有地と道路の明確な境界を造るために、エントランス前の空間にアプローチとなるタイル貼りなど如何でしょうか? |
【コンクリート平板】 ◆タイプ:1種類(無地・模様無し) ◆色:コンクリート色 ◆厚さ:3cm,5cm,6cm ベーシックな普及型平板ですので、モダン・洋風・ナチュラルとどのセミクローズ外構にも雰囲気として調和出来ます。
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【ベルギーブリックタイルベルド・ブロンズフラット】 ◆商品番号:TEB-5011 ◆サイズ:約210×50×22mm ◆m2枚数:約69枚 ◆カラー:ブロンズ ◆重量:15kg 本物の積みレンガをスライスしたベルギー産のブリックタイルです。 |
▼エクステリア・デザイン例も随時更新しておりますので、是非にお見逃しなく。